報道について考える


by orenomitidakara

カテゴリ:貸金業( 1 )

2010年6月から完全施行される予定の改正貸金業法前に、
大手消費者金融の状況はとても厳しいようだ。
展望が見えにくいのは金融業に限らない昨今だが、
報道によると当面アイフルはADRによる再建手続きを進めたい方向で
動いているようだ。

しかしアメリカのゴールドマン・サックスが債権の要求を
ここへきて強行?に行おうとしているという情報が流れてきた。
そもそもADRは米国の市場を利用して再建をしていこうといった
資金調達のための証書を発行するもの。

この時期に債権の要求がはいってしまうと、
当初とは違った舵取りをしなくてはならなくなってしまう。
経営陣もいったんは安堵できたはずでもあったが・・・・
これでは最悪法的手続きの方向を選択するほかない。
現状では僅かながら、全債権者の同意を得る時間が残っている。
まずはこの問題を解決できるようなら、未来も見えてくるのでは
ないだろうか。

それにしても大手消費者金融の後退は顕著。
昔に比べれば比較的低金利なキャッシング商品が目立つものの、
法改正による締め付けは凄まじいものがあり、
それに加えてデフレ傾向で貸し渋り以前の借り渋り傾向が
消費者の最近の動向でもあるようだ。

マーケットの動きがここまで鈍足になってしまうと、
ローンなどの需要も当然ながら存在感が薄くなっていく。
これから求められる金融ニーズは、
まずはこのデフレから脱却しないことには確かなる答えと
いうものが導き出せないのではないだろうか。
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by orenomitidakara | 2009-12-17 14:04 | 貸金業